親知らず
親知らずとは、第三大臼歯のことで、前の歯から数えて8番目の歯のことです。 まっすぐはえてくれば、17~22歳ぐらいで萌出してきます。生えてくる時期が遅いので、平均寿命の短かった昔は、生えてくるころにはもう親が亡くなっていることが多かったため親知らずと呼ばれるようになったそうです。
まっすぐはえてちゃんと噛んでいれば、必ずしも抜く必要はありません。
生え方が不完全な親知らずを放置しておくと…
- 口が開きにくい
- 顔が腫れる
- 熱が出る
- 虫歯になる確率が高くなる
- 歯並びに悪影響を与える
生え方が不完全な場合、親知らずの周辺に食べカスや細菌が溜まりやすく、感染により周囲の歯肉に炎症を引き起こすことがあります。
しっかり磨くことが難しく、虫歯になる確率が高くなります。親知らずが隣の歯に当たっている場合、その歯も磨きにくくなるため両方の歯が虫歯になりやすくなります。
生え方の悪い親知らずを放置しておくと、手前の歯を押すことにより前歯の歯並びが変化したりして歯並びに悪影響を与えることがあります。
こんな場合には親知らずは抜歯をした方が良いという事になります。